【3Dプリンター】材料タンク用 グロメット穴付フタの制作

現場の「困った」を解決するために

成形機の材料供給に使用するタンクの改善プロジェクト。
現場の「困った」を3Dプリンターで解決しました。

背景・課題

既存の材料タンクは高価でサイズも大きく、取り回しに課題がありました。
そこで、市販のキャスター付ごみ箱の活用に着目。
しかし、材料ホースを通す穴がなく、そのままでは使用できませんでした。

解決策

3Dプリンターでグロメット穴付フタを制作。
既存フタと交換することで材料供給を可能にしました。

さらに透明素材を使用し、
開閉せずに残量確認が可能になりました。

制作プロセス

3D CADでの設計から完成品の取り付けまで、
一連の制作工程をご紹介します。

STEP 1

3Dモデル設計

ごみ箱のフタを採寸し、グロメット穴を設けた専用フタを3D CADで設計しました。

STEP 2

3Dプリント(造形)

Formlabs製SLA方式3Dプリンターで透明レジンを使用して造形。高精度な出力が可能です。

STEP 3

洗浄

造形後、IPA(イソプロピルアルコール)で未硬化レジンを洗浄します。

STEP 4

乾燥・UV硬化

洗浄後、UV硬化装置で紫外線を照射し、最終硬化を行います。

STEP 5

サポート材除去・仕上げ

サポート材を除去し、表面を整えて完成です。上が元のフタ部分、下がグロメット穴付き部分です。

STEP 6

取付・運用開始

ごみ箱にフタを取り付け、材料ホースを接続。材料タンクとして運用を開始しました。

Before ▶︎ After

Before

市販のキャスター付ごみ箱。
フタにホースを挿す穴がなく、
そのままでは材料タンクとして使用できない。

After

3Dプリントしたグロメット穴付フタに交換。
材料ホースを接続し、材料タンクとして稼働中。
透明材を使用しているため、フタを開けずに中身の残量確認が可能。

この事例のポイント

💰

コスト削減

市販品を活用することで、専用タンクの購入コストを大幅に削減しました。

⚡

短期間で制作

3Dプリンターにより、オリジナルパーツを短期間で制作できました。

🔧

自社で課題解決

現場の「困った」を自社の技術力で解決できる体制を実現しました。